また、B図のように指で少しまげて、鼻の穴をふさぐ形で使用することにより、鼻腔の響きを良くする効果も期待できます。
この場合、口は軽く開き、鼻から「え」という言
葉がでるイメージで、上記の円を描く発声をしてみてください。
慣れないうちは、口からも音がもれてしまうことがありますが、口を開いた状態で、鼻からの発声ができるようになれば、それだけで、上あごの奥に位置する軟骨。鼻濁音や明るい響きの声をコントロールする「軟口蓋」の訓練にもなります。
トレーニング後は、鼻濁音の響きはもとより、他の言葉も全体的に明るい音色になります。
いずれの訓練も30秒でも効果は期待できますが、最初のご使用の際には、まずイエロープレート(ソフトトレーニング)で30秒、その後グリーンプレート(ノーマルトレーニング)で30秒というトレーニングを奨励いたします。
※加圧効果には個人差があります)
継続的な訓練・・としては、上記30秒パワートレーニングの基本「え」の発声のあと、「あ」「お」「う」「い」の順番で同じようにトレーニングをします。
また、筋力がついてきた実感を得られたら、音程の高低差を大きくしてみてください。一般の方にはYELLOW30秒 GREEN 60秒 RED30秒の計二分のトレーニング配分をお勧めします。(別途、鼻腔トレーニングとして、YELLOW30秒 GREEN 60秒を行えば、さらなる効果を感じることができます)
ハイエンドの表現者の方は、YELLOW30秒 GREEN 90秒 RED60秒の計三分のトレーニング配分に挑戦してみてください。(別途、鼻腔トレーニングとして、YELLOW30秒 GREEN 60秒を行えば、さらなる効果を感じることができます)
もちろん、筋力のビルドアップのためトレーニング時間を増やしてもかまいませんが、RED(ハードトレーニング)の一回のトレーニング時間上限は3分とし、一日の回数を増やすことをお勧めします。 |